型番末尾のKは貴陽石処理仕様を表します。
内部配線を同じACOUSTIC REVIVEの電源ケーブルの POWER REFERENCE Triple-Cに使用されている楕円単線に交換していきます。
ICEインレットではないほうの蓋を外したところです。
通常のプラスネジですので簡単に外れます。
予想はしていましたがほぼコンセントの厚みしかないような状態です。
白い綿はピュア・シルク・アブソーバーPSA-100だと思われます。
配線やコンセント金属部分、筐体裏面に付着している茶色いものが貴陽石処理の痕跡のようです。
インレット部分とすぐ下の部分にクォーツレゾネーターが貼ってあります。
蓋の裏側です。袋の中にはグリーンカーボランダムが入っているようです。
また裏ブタにも貴陽石処理がしてあります。
コンセントを表フタから外すためにはこのネジを回す必要があります。
私は知らなかったのですがこれはトルクスネジというものでいじり防止用になっています。
今はこういった情報もネットで簡単に手に入るのでいじり防止効果は薄いように思います。
早速6本ほどセットになったトルクスドライバーを1000円位で近所のホームセンターで買ってきました。あてがってみるとT10というサイズである事が判明。
私が買ったのはL型のものでしたので回し難くもし新規に購入されるのでしたら取っ手付きがお勧めです。
外れました。
写真上4本がPOWER REFERENCE Triple-Cの楕円単線です。
この線に変えるのですが元々使用されている物に比べてかなり太いです。
元々の配線と裏蓋との隙間がほぼ有りませんので同じようには取付できないことがわかりました。
距離は伸びますが高さを出さないためコンセントの凹みがある方の穴に取り付けてコンセント本体をぐるっと回すように配線しました。
ほぼ完成写真です。交換したのはICEインレット側のコンセント1つだけです。
被膜を剥き過ぎたので要調整です。
コンセントを固定するワッシャーのサイズがなぜか2種類ありました。小さいのはネジを締めているうちにずれて落ち込んでしまうこと(写真右下)があり気を使いました。手持ちに適合サイズのワッシャーに交換しようと考えましたが元のワッシャーの様に非磁性体では有りませんでしたので断念して元のワッシャーを注意深く使用しました。
音質ですが配線交換の影響が出ます。
配線を交換したコンセントと配線を交換していない真ん中のコンセントとの比較ですが
情報量が増えスケール感のある音になりました。
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